15356491_1589837131042826_5923006651400698855_nライナーに青森県出身の藤永というデザイナーがいます。藤永の実家から会社に、毎年りんごが送られてきます。
このりんごが、本当に美味しい。
自分に配られた1個のりんごを「今年一番のりんご」とすっごく大事にいただきます。

私、青森のりんごには特別な思いがあります。

旭川育ちの私ですが、大学時代の4年間は青森県弘前市で過ごし、また就職で旭川に戻ってきました。
青森といえばりんご。りんごといえば青森。
思い出深いのがりんご収穫をお手伝いする、通称「りんごバイト」です。
秋になると、住んでいた学生寮にこんな貼り紙が掲示されました。

========
黒石市りんごバイト
寮門8時集合
時給△△△円

行ける日に名前書いてください
10/1 10/2 10/3 10/4 10/5 10/6 10/7 10/8 10/9 10/10
男子寮3階△△より
========

もう20年前の記憶なのでうろ覚えですが、このぐらいのごくごく簡単な掲示だったと思います。
授業のない日(サボれる日?)を探して名前を書き入れて、
みんなでマイクロバスに乗ってりんご収穫工場に連れていかれます。

男子は収穫、女子は工場で箱詰めです。
ベルトコンベアで規格別にわけられて流れてくるりんごを、ひたすら箱に詰めていく単調な作業です。
もたもたしていると、自分のさばかなきゃならないりんごの山がどんどん大きくなってヘルプさんが飛んでくるので、いかに効率よくりんごを詰められるか、自分との戦いです。
どうせならおもしろく仕事をしたいので、買った方が箱を開けて一番最初に見える上段の真ん中に、赤くて美形のりんごが来るように工夫してました。
冷たいりんごを何時間も触っていると手がかじかみます。
「もう飽きたー、手が冷たーい」と辛抱が切れるころ、ちょうどお昼休憩のベルがなります。

パートのおばさんと女子大生で、各自持参したお弁当を食べていると、
1人に1個、おやつとしてりんごが配られます。
このりんごがおいしいのです。シャキっと冷たくてすっごくリフレッシュします。
そしてまた午後も同じ仕事の繰り返し。「もうホント飽きたーイヤだー」とちょうど限界がくるころ終わりのベルが鳴ります。
お給料は確か日払いだったような。

4年間、毎年何日かは参加しました。
青森での学生生活の醍醐味のような気がしていたんです。
年に5日くらいやると満足します。



さて、今年ライナーに届いたりんごは、りんご食べ比べ王者決定戦で最高糖度賞を受賞した方がつくったものだったそうです。
道理でおいしいわけだ!感動ものでした。
今年もごちそうさまでした! !